8月の円高や下落を受けて、SNS内では、「NISAの投資信託損切した!」等の投稿も目立ちました。
私は下記の記事でも記載しているとおり、新NISAは成長枠も含めてすべてオルカン等の投資信託に投資する方針としています。
新NISAの投資方針について | 旅好き投資家ますおの億り人までの軌跡 (investrip123.com)
本当は年初一括でオルカンに投資したかったのですが、入金するのを忘れており、年初一括ではなく2024年2月頭までに360万円の枠を埋めきったという状況です。また、一部ですがオルカンではなくS&P500等の米国投資信託へ投資されてしまっています。これも設定ミスです。
2025年の新NISA枠は年初一括、かつ、360万円全額オルカンと決めています。
それでは、現在の運用成績を見ていきましょう。
2024年8月12日時点の新NISA運用成績
運用成績は下記のとおりです。7月まではもっと含み益がございましたが、今回の円高・下落を受けてだいぶ減ってしまいました。
私は、SBI証券をメイン口座としておりますが、その他の証券口座においてクレカ積立のポイントが付く範囲内でも投資信託に毎月積立をしています。下記はマネックス証券になりますが、2024年2月ころから積立を開始したものです。こちらはもうすぐ含み益が消滅しそうです。
このような状況の中、新NISAを契機にオルカンを信じて投資をはじめた人達が今回の下落を受けて含み損を抱えてしまい狼狽売りをしているのだと思料されます。
オルカン等の投資信託への投資は長期的な視点が大事
新NISAの導入をきかっけとしてSNS内では、「オルカンやS&P500に投資しておけば確実に儲かる」といった投稿が散見されていました。2024年1月から7月までは順調にオルカンやS&P500の資産価格は上昇を続けていたたため、これらの投稿を信じて投資をはじめた人たちからは「投資最高!」「r>gを感じざるを得ない!」等歓喜の声で溢れていました。
私もオルカンを信じてオルカンに投資している一人です。
仮に私も今年から投資をはじめていたとしたら、「確実に儲かるはずなのになんで含み損なんだろう」「このままもっと下落してしまうのでは?」等と考えて狼狽売りをしていたかもしれません。何年も前から投資をしている投資信託の含み益があるから余裕をもって今回の下落を見ることができているというのも事実です。
オルカンやS&P500の円建て成績は、円安の影響も受けて直近4年で20%超のリターンでした。これが異常だったのではないかと思います。
株式の平均リターンは約7%と言われています。これは長期運用を前提とした成績です。今年の7月までのような暴騰相場と暴落を繰り返して平均7%程度に落ち着くというものです。オルカン等の投資信託に投資をするのであれば、長期で運用して約7%程度の成績に落ち着くんだということを認識しておくべきだと思います。短期間で大きな利益を狙うような投資手法ではないと考えます。
私は株式へ長期投資することで平均7%のリターンを得ることができると考えNISAは全部株式に投資していますので、たとえ暴落が来たとしても20年は売却はしない方針です。
7%程度のリターンが高い確率で見込めるのであれば、とにかく入金力を高めることが大事と考え現在はNISAに一括投資した分の他に月50万円ほど積立投資もしている状況です。
また数か月後に新NISAの運用状況について更新します!